病気になった事って別に悲観することではないと私は思っていて、その先どうするかを前向きに考えてくことが大切だと思ってます。
私は当時20代だったので、最初家族も友達も主治医もみんな私に気を使いました。結婚もしてない子供も産んでない20代の女の子がこんな病気になっちゃって・・という雰囲気。本人だけはあっけらかんとしてたんですけどね。がんだ乳がんだとまわりにアピールすることで、たくさんの方々からいろんな情報をもらったりもしました。たまには、「がんってあなたが思ってるほど甘いもんじゃないんだからね!!」と言われたこともあったけれど・・。(笑)

私は今病院で仕事をしているので、いろいろな患者さんがいて、全員と直接に話す訳ではなくても、それぞれに考え方や感じ方があることを感じます。なのでなかなか受け入れられない気持ちも理解ができます。けどこの先には愉快な人生があると信じ、自分の生命力を信じましょ!(笑)

がんの放射線治療の時に知り合った方たちも明るい方が多いんです。たまに再会すると同窓会のような感じになって情報交換したりします。