毎年、冬が近づく頃「そろそろインフルエンザの予防接種、行かないとだね~」と子どもに伝えます。私自身は、宇都宮にある呼吸器内科に通っています。うちの子は、とにかく注射が大嫌いなので「この前(昨年のこと)したでしょ!?もう、しなくていいよ!!」というような反応です。小学生ともなれば、そこそこ知恵もついてくるので「○○ちゃんは予防注射をしたのに、インフルエンザにかかったんだよ。しても意味ないよ!」とまで言うようになりました。確かにそうなのです。子どもは嫌がるし、お金もかかる、接種してもかかってしまうのであれば、必要ないのではないかとも思えます。
そこで、知り合いの看護師さんに質問してみたところ、そもそも予防接種の目的は「感染を防ぐこと」ではなくて「感染後の重症化を防ぐこと」なのだと教えてもらいました。特に小さな子どもや高齢者は、インフルエンザをきっかけに重い合併症を引き起こしてしまうことも多いとのことでした。予防接種を受けることで、最悪な状態に陥る可能性を低くすることができるのだそうです。
我が家でもこの話を子どもに伝え、今シーズンも予防接種を受けることに決めました。