体調が悪くなり、病院でよく聞かれる事。
それは「周りで何か流行っていますか」。
これは医師にとって、大変参考になる情報のようです。
しかし、それが悪い方向に働いてしまう事もあります。
私の友人のお子さんの話です。
お子さんの周りで喉の痛みからくる風邪が流行っていました。
そして、そのお子さんもある日、高熱と喉の痛み。
病院で受診したところ、やはり「何か流行っているか」との質問。
そして、診断結果は風邪による高熱と喉の痛みと言う事でした。
その後、しばらくしてもお子さんの体調はよくなりません。
一旦、良くなったように見えたのですが、また熱が再発。
そんな事を繰り返し、再び、病院を訪れました。
そこで診断されたのが溶漣菌でした。
幸い、入院にまで至りませんでした。
しかし、溶漣菌は悪化してしまうと重症化してしまう事があります。
もしも、病院を受診しても改善が見られない時は再診をすぐに受ける。
または別の病院でも診てもらった方が良いかもしれません。
ただの風邪だと思っていたものが別の病気だったりする可能性もあります。
病院を疑ってかかるのもよくありませんが、見落としという事もあります。
そんな事を頭の片隅に入れておくと良いと思います。