仕事人間の父がある12月の寒い夜に突然道ばたで意識を失い倒れました。
私は実家で母とちょうどクリスマスの飾り付けをしていた時のことです。電話が鳴り出かると病院のスタッフからの連絡でした。今すぐに手術をしないと命が助からないということを言っていたと思います。あまりに想定外の出来事だったので今も記憶は曖昧ですが、急いで病院へ駆けつけ手術室の前で何時間も待機しました。
今思うことは、父がかかりつけの病院があれば、まずそこへ救急車は連絡をしてくれるそうです。父にかかりつけの病院がなかったので、とにかく近くの病院を救急車はしらみつぶしに連絡するそうです。その間患者は待たなければならないことも知りませんでした。
幸い父が搬送された病院がとても良かったので命は救われましたが、当たりはずれで命がなくなる恐れがあることを知った今は自分も家族ももちろん親にもかかかりつけの病院の大切さを伝えています。今後なるかもしれないことを考えると、がんの最新の放射線治療が受けられる病院が良いと思っています。父はそれから集中治療室に一か月いました。