私が京都市内のAGAクリニックで働く社会人になって初めて一人暮らしをはじめたころの話です。

会社に新入社員として数か月が経ち、ようやく会社の人たちと話せるようになってきたころです。

会社のお昼時間に近くなっていきなり奥歯に激痛が走り、ずっとじんじんと鈍い痛みが起きていました。お昼ご飯は口にすることができませんでした。

早退せずに何とか就業時間まで耐えて、飲み会に誘われましたが断ってすぐに帰宅して冷やしていました。どうにも痛みはひどくなり、一人暮らしでかかりつけの歯医者さんもなく困っていました。

時刻は7時過ぎでこれから歯医者を探す気力もなく、母に電話で伝えました。

すると母の昔かかりつけ医だった歯医者さんが電車で30分くらいの場所があると言われ、そちらに予約をしてくれました。夜に歯医者さんに行ったことがなかったので驚きましたが、痛みに解放されたくてすぐに電車に乗り込みました。

その歯医者さんに行くと、先生をはじめ病院の人たちが私だけを待っていてくれました。夜8時までの営業なのに8時に着いた私をすぐに検診してくださいました。

痛み止めの処置をしてくださり、お薬もいただきました。おかげで激痛から解放されました。

電話予約をしてくれた母にも感謝ですが、営業時間を過ぎても待っていてくださった歯医者さんが神のように感じました。

やはり日ごろからお世話になるかかりつけ医の大切さを痛感しました。