父が62歳のときに急性骨髄性白血病になりました。

ずっとなんとなく体調の悪さが続いていたのですが、なかなか原因がわからず、歯槽膿漏による炎症のせいと言われて、歯の治療をしていました。腕に紫斑がでて、市民病院を受診したらすぐに急性骨髄性白血病とわかり、入院になりました。

その後は抗がん剤治療が続き、入退院の繰り返しとなりました。抗がん剤治療では免疫抑制が起きるため、無菌室にいる期間もあり、副作用は本当につらそうでした。やはり、入院が長くなると入院食に飽きてくるようで、白ごはんに合う「ごはんの友」のようなもの(梅干しやつくだ煮)をよく持ってきてほしいと頼まれました。

父はよく自分でも病気について調べて、主治医に治療方針について質問していました。昔と違い、いろいろ聞いても嫌な顔をされることもなく、インフォームドコンセントが浸透している印象を受けました。

父の闘病を見ていて、体調がおかしいと思ったら病院に行くこと、原因がわからなければ、きちんと大きな病院で調べてもらうこと、自分でも病気について勉強し積極的に治療に参加する大切さを学びました。

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