人生初めての入院は出産のためのものでした。
何かと費用がかさむので、特にこだわりもなく相部屋を選びました。
3人、6人同室の部屋もありましたが、さすがに人数が多いのは気が引けるので、建物の奥の2人の部屋を選びました。ところが、産後というボロ雑巾状態。極度の身体ダメージを受けたにもかかわらず、それを上回る精神的なストレスが…。
まず、建物の端というのが失敗でした。ボイラーシステムがあるのか、空調システムなのか、昼夜問わずうるさく落ち着く事がなかったのです。ただでさえ興奮状態にあり寝られない上、とどまらない騒音。
そして、2日目から赤子が同室となり、部屋での静寂はなくなりました。お隣の部屋にも赤ちゃんはいるのですが、その子は何故かほぼ無音。我が子だけが火がついたように泣き叫び、どうしたらいいものか、とそのストレスは計り知れないものでした。
後から考えるに、泣き叫ぶ赤子をコントロールできない自分の焦燥。お隣が気になるストレスが一番辛かった事と分かったのですが、こんな事ならどれだけお金を払っても個室にすべきだった、と後悔しきりです。
本人の性格にもよりますが、部屋選びは重要だと思いました。
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