中学生のころ、保健体育の課題で家族の病歴を知らべてレポートにしたことがあります。自分だけでなく両親や兄弟、祖父母の健康について調べることは大変勉強になりました。
自分と家族の健康管理のためにも、有効な方法だと思います。
理由の一つは、家族の過去の病歴を知ることで、未来におけるリスクを知ることができることです。例えば、子供のころ肥満だった人は、成人してからの心臓病のリスクが高いと言われます。子供の頃や成長途上での健康状態を知ることは、大人になってから特に気をつけるべきリスクを教えてくれます。
もう一つの理由は、家族が実際にかかった、またはなりかけた病気を調べることで、病気や健康リスクを身近なものとして学べることです。様々な病名や健康リスクを並べられても、自分の事として捉えられなければ、情報は素通りしがちです。病気について、家族の経験として調べる過程で、本当に身近なものとして学び、身につけることができます。