昨年、私の祖母が自宅で転倒し、救急搬送され入院になりました。
受けた診断は、右大腿骨頸部骨折で手術が必要とのこと。
手術も無事に終わり、後はリハビリをするだけとなり、その後はリハビリテーション病院へ転院しました。
そこまでは順調だったのですが、この後家族ともども非常に苦労したのです。
祖母は臥床期間が長く、そのせいもあってか歩行が全くできなくなっていたのです。
しかも、本人のリハビリ意欲も低かったこともあり、主治医から今後は歩行はできないかもしれないとも言われてしまいました。
歩行ができなければ自宅での生活が困難な為、今後の生活をどうしようと思い悩んでいた時、病院のメディカルソーシャルワーカーいわゆる医療相談員に相談へ行ったのです。
そこで、歩けなくなった時に自宅へ帰った時に利用できるサービスだったり、自宅退院が困難だった時の為の施設や病院も紹介してくれたのです。
相談に行ったことで選択肢が広がり、家族にも余裕が生まれました。
その後、祖母は一発奮起し、なんとか歩けるようになり自宅へ帰ることができたのですが、入院中の家族の不安に寄り添ってくれる医療相談員の存在は大きいなと初めて実感することができたのです。