頭皮のかゆみから始まり、わきの下やへその周辺、股関節など、皮膚の弱い箇所のかゆみがひどくなり、両手の爪も異常なほど柔らかくボロボロになっていましたので、皮膚科を受診することにしました。

春の花粉症の時期でもあったため、アレルギー科と皮膚科がある秋田県横手市のすずき皮膚科クリニックを受診しました。症状を確認した後でいくつかの問診を受け、採血してアレルギー検査を受けることになりました。

アレルギー反応でかゆみが増しているのかと思っていましたが、先生から宣告された病名は「尋常性乾癬」という、聞き慣れないものでした。正確にはその原因が分かっていない未知の病気だそうで、軽度の症状であれば塗り薬の塗布や内服薬で症状を抑えることは可能だそうですが、根本的な治療には至らないとの事でした。

先生の見解では、症状を抑えるためには薬だけではなく体質の改善が重要であるとの事でしたので、アレルギー体質の改善に努めるよう、指導を受けました。

私の場合、米や小麦の炭水化物と卵に含まれるたんぱく質の可能性が高いとの事でしたので、3カ月に渡って炭水化物を一切摂取しない糖質制限の食事を実施し、その後も白米や精製した小麦の接種を控えるなどの糖質制限の食事を継続しました。

オキサロールとアンテベートという軟膏を塗布し、アレグラ錠という錠剤を服用し続けて1年。完治とまではいきませんが、生活に支障がない程度まで回復し、その後は極度のかゆみなどに襲われることも無く、安心して生活を送れています。

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