初期の乳癌治療の入院に持ち込んだものの中で、一番ほっとしたのが、いつも使用している石鹸・洗剤類の持ち込みです。

基本的に石鹸・洗剤類は持ち込まなければならないのですが、ハンドソープくらいならお手洗いにも置いてあるのでそれでいいか・・・と、特に持ち込まない方も多いようです。

また、短い期間であればトラベル用の小さなものを準備したり、売店で売っているものを買うという話もよく聞きました。

しかし、使い慣れた石鹸・洗剤類はその香りにほっとさせられます。

入院病棟といういつもとは異なった環境で寝起きをしなければならない場合、少しでも自宅に近い環境にできるというのは想像以上にほっとするものでした。

ハンドソープはもちろん、洗顔石鹸、スキンケア用品、歯磨き粉、洗濯洗剤(家族に洗濯を頼めなかったので、自分で洗剤を入れて使える病院の洗濯機を利用)、ボディソープ、シャンプー、リンス・・・。

普段の香りはとても落ち着きます。

家族と共有していなければそのまま、共有していれば同じ新しいものを買ってでも、これらを持ち込むことをおすすめします。